2014/10/30 (木)

食事も器も愉しむ。

2014-10-30:傳

長谷川さんに「キャンセルが出て」という連絡をいただいて、夫婦でおじゃま。
最初はスプマンテで乾杯。嫁はブドウジュース。
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ひとつめ。今日の最中はフォアグラと栗としば漬け。
2品目。傳のお出汁だー。うむうむ。お酒は写楽の「なごしざけ」。夏越し。
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デンタッキーは DEN なお皿で。このお皿は自分もはじめてだ。ちなみにデンタッキーのパッケージ、ブラジル行ってきて Favorite Restaurants が更新されたそう。
お酒は天青の千峰にうつる。
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次はブリ大根。とはいえ、煮物のアレじゃない。4日寝かせたというブリを平造りして、薄い大根の漬物と一緒にいただくというもの。さっぱり美味しい。ちなみにブリは単体だけでいただくとちと弱い。
魚介が続いて、お次は生牡蠣。おそろしく濃厚。そして普段は生の貝類がだめな嫁も大丈夫だった。すばらしい。お酒は日高見に。
お次はホウ葉に包まれた品。開けてみると、秋刀魚と銀杏とクスクス。秋刀魚の肝をソースっぽく使ってた。今年はあまり秋刀魚を食べれていなかったので嬉しい。

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今日2品目でのお出汁と同じく、サラダをいただくと「あぁ、傳だ」と思う。
最近は泥(に見立てたほうじ茶パウダー)を大根とかにつけるのだけでは飽き足らず、アリを演出することにしたらしい(笑。シトラス味でおいしいアリさんでございました。
お酒は瀧自慢に。へぇ、矢島さん、瀧自慢ひいてるんだ、と思ったら、こちらはふくはらさんだそう。

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お椀は松茸と山形の和牛。そんなに味は強くない。
お酒は豊盃。
ごはんは今日は肉。なんというか、超高級コンビーフの炊き込み? 茗荷のお漬物が美味♪
お酒は鶴齢。
最後のデザートはイチジクのシャーベット。


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今日はいつにも増して器が楽しかった。
ブリ大根のときにいただいていた天青のときのお猪口。色合い的には自分の欲しがるものじゃないんだけど、持ちやすさ、呑みやすさが気遣われていて、よい器。

DSC_5386こちらは日高見をいただいたときのお猪口。
白い部分は焼く直前に釉薬を削っている。よく見ると白の部分は削られた面があって、なめらかではない。

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同じ作り方のお猪口を瀧自慢をいただくときも。
これはとても気に入った。正直、買って帰りたい^^;
「別の器もありますよ」と長谷川さんに鉢を出していただいた。
白い部分が釉薬を削っているところ。なので左の白い鉢はそうとう大変じゃないかなぁ。

DSC_5399最後は鶴齢のときのお猪口。
なにやら土器みたいな、おもしろいデザイン。
女性に人気らしい。けど、自分は↑のがイチバンだなぁ。

いま傳で活躍してる器たちは十数名の作家さんたちによるものとのこと。
いい関係よね。
すばらしいことです。

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