2016/06/28 (火)

睡眠時間ががが。。。(昨夜は6時間寝れたけど

2016-06-28:AIの衝撃 人工知能は人類の敵か


明日の読書会の課題図書ということで、kindle 版をポチッて3時間ほどで読了。
著者の小林雅一氏は東大の理物(理学部物理学科)の修士を出て、雑誌記者・新聞社勤務をしたりメディア論専攻で留学したりしてのKDDI総研リサーチフェローとのことですが、うーん。。。

多分に煽りのある章・節のタイトルや、「超先端の」などの情緒的な修辞語が目につく。
いろんなことをこれまでの歴史をさらいながら書かれているのだけど、

で、結局何が言いたいの?

が分からなくて、なんともモヤる。
AI って?機械学習って?ってあたりを知らなくて興味を持つ層には、それなりに網羅して書かれていて得るものあると思うのだけど、そこに(自分にとっては)無駄な情緒が織り込まれててなんとも中途半端感。

「はじめに」で AI の技術の進展によるプラス面とマイナス面を指摘していながら、本編では「アメリカではこうこうなのに日本は現状どうこうで」とか、「なんでもクラウドに持ってかれるから私たちのプライバシーは」とか、論点を振り回してるのが自分には気に入らないのかな。
その点、第4章の最後は「はじめに」のマイナス面についてのひとつの答えを「著者の思いとして」書かれていてそこだけはよかったです。

編集さん、もっとがんばってください。

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