2014/10/31 (金)

2014-10-31:日立イノベーションフォーラム2014

DSC_5405昨日今日と国際フォーラムで開催の日立イノベーションフォーラム2014。
今日はホールAでグルーグマンの講演が事前登録してれば無料で聴けるよ、ということで以前より申し込んでおいてて、朝から現地へ。
10時からのグルーグマンの1時間講演はさすがの人の入り。ただ、内容としてはジェネラルなお話。超絶要約すると「日本のバブル崩壊があって、それをアメリカやヨーロッパはその後なぞった。いま日本は世界に先駆けて高齢化問題に直面しているが、これはこれからヨーロッパがぶつかる問題でもある。というわけで、この問題についてもまずは日本ヨロシク!」。

お昼で神田に出て、13時からの大前研一の1時間講演に戻ってくる。
こっちもざっくばらんとしたお話。最後に「Inspire the Next」っての、そろそろやめません?と言ってました。

DSC_5408展示ホールでのいろんなビジネスの説明を流し見。
夏樹さんに「ミナケアのパンフをゲットしろ」と言われていたので、アリバイ写真パチリ。
昨日は山本さんの講演のコマもあったんだけど、二日連続で時間つくって国際フォーラムというわけにもいかず、今日だけにした次第。
すいません。。。^^;

で、今日3つ目の講演、Harvard Business School のカンター教授による「The Leadership for Innovation」。
彼女のことは恥ずかしながらこれまで存じ上げなかったのだけど、今日一番のヒットというか、今日ここに来てホントよかったと思わせてくれるすばらしい講演だった。
とくに最後10分のパッションっぷりがすごい。アツい!
刺激もエネルギーも分けていただけた講演。よいものを持って帰らせていただけました。感謝。

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2014/10/15 (水)

2014-10-15:火の鳥!ペトルーシュカ!春の祭典!

ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団によるストラヴィンスキー3大バレエ曲一気@サントリーホール。
チケットがいいお値段したので迷わなかったわけでもないんだけど、結果は行って大正解。
すばらしいパフォーマンスだった。ゲルギエフの演出にやられまくった。。。

DSC_5321席は一階席前から11列の左。ゲルギエフを左から見れる位置。
多少は傾斜があるので、管楽器も数名は見えるかな、ぐらい。
オケの配置は第一第二バイオリンが左右両翼を占める伝統的配置ながら、チェロ・コンバスは下手(左側)。
ペトルーシュカで使われるピアノもはじめからオケの奥、中央下手側に配置。
ちなみに演奏順は最初に火の鳥、休憩はさんでペトルーシュカと春の祭典。

先週末の大阪での公演(火の鳥とマーラー5番)を聴きに行っていた友人が「爪楊枝だった」と言っていたので、最初のゲルギエフの登場シーンに注目。
うん、左手に何か持ってる。そして指揮台で両腕を広げる。右手にはなるほど爪楊枝!
(ごくごく短いタクトです。あんなのあるんですねぇ)

さて、まずは火の鳥。
指揮台で両腕を大きく羽ばたかせるゲルギエフ。左手は指遣いもしっかり。

指揮棒いらないと思うんだけどなぁ、この方。

なお、あまりに羽ばたくので、演奏中、ゲルギエフの左腕がコンマスの楽譜にヒットするアクシデント!
譜面台から落ちかける楽譜をあわててキャッチするコンマス。ぐっじょぶ(‘-‘)b
前から11列だとゲルギエフの歌声もそこそこ聴こえてくる。鼻息・吐く息だけじゃなく ^^;
ホントこの方はパフォーマーだなぁ。

演奏の方は終盤の演出がすばらしかった。
終曲のホルンがメロディ吹き始める前の、弦たちがかわるがわるさざ波たてるところ、会場中に固唾を呑んで見守らせてた。
自分も「うわ、これはやヴぁい」とハンカチ握りしめ。
そしてドカーンとくる最後のメロディ。カタルシスたまらんデス。一曲目から涙出そうだった。
演奏終了後は立って拍手を送りました。
これで 1/3 だもんな。今日はどうなっちゃうんだろうと思いながらの中入り。

中入りの間はホールを出てすぐのところで嫁と一杯。
シアトルでご一緒した小西夫妻にも出てきていただいて軽くおしゃべり。

後半はペトルーシュカと春の祭典。
ペトルーシュカはオケの巧さが目立ってた。
全体的に華やかで、そして、今日の3曲の中で一番「オケだけ聴いてるのがもったいない!」と思わせてくれた。
人形が踊ってる情景を観ながら聴きたいな。
ただ、最後の最終盤の弦が静かにじわじわしてるところ、ゲルギエフさん鼻息おっきいッス(^皿^)

春の祭典はオケも指揮者も「この曲は慣れてます」感。
ゲルギエフも火の鳥ほど大きな動きはせず、オケを引っ張るよりも調整している風?
もちろん音量ほしいところは弦とかピッコロさんとかめっさ頑張ってるのは見えるんだけど、全体的には余裕があった感じ。

春の祭典のあとのカーテンコールではそそくさと出入りするゲルギエフ。
ステージマネージャーからなにか言われたかな?^^;
で、3回目くらいでささっとアンコールがはじまった。
曲目はリャードフの「バーバ・ヤガー」。オケのみなさん「おいおいあんたらまだまだ元気だな」って感じだった。
演奏後はお客さんもオケも下がっていく中、拍手が止まず、ゲルギエフがまたちょびっと出てきてくれた。うれしい。

オケ全体としては、パーカッション隊が上手かったのがまず印象に。彼らが上手いとオケが締まるよね。今日の演目は活躍するところ多いし。
管はフルートの方とトランペットの方が印象に残ったかな。特に後半戦。
弦はコンマスさん。ソロがいくつもあるのもあるけど、音量出したいときに座りなおしてたり、ちょっと立ち上がり気味に弾いてたりと、動きもあった。
指揮者ゲルギエフは言わずもがな。好きな指揮者だー。

今日のお客さん、チケット代もあってか年齢層は高めで全体的に落ち着いた感じ。
ただ、帰りの時間もあってか、春の祭典の途中で席を立つ方が何名もいらっしゃったのが残念。しょうがないんでしょうけど。
先月末にシアトルで聴きに行ったシアトルシンフォの公演は20時開始だったけど、あれはみんな家に帰れるコンパクトな街ならではというのあるんだろう。東京は街としてデカイし、東京外からいらっしゃるお客さんもいるだろうし。。。

ちなみに今回、火の鳥と春祭は予習いらないだろ、と臨んだんだけど、今日の火の鳥の演奏、1911年の全曲版でした。
自分、全曲版聴くのははじめて。長いのね^^;

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2014/10/06 (月)

2014-10-06:OTTAVA Salone on demand MP3 download

10月に第2の開局を迎えた OTTAVA(おめでとうございます!)、平日月~金の 19:00-23:00 で放送される OTTAVA Salone の on demand サービスが始まっていた。

OTTAVA Salone | OTTAVA
http://ottava.jp/program/salone.html

ソースをちょろっと覗いて、mp3 ファイルを調べる。
以前と違って、今回は日付を入れない命名規則らしい。

ottava.webcdn.stream.ne.jp/www11/ottava/wed-live.mp3
ottava.webcdn.stream.ne.jp/www11/ottava/thu-live.mp3
ottava.webcdn.stream.ne.jp/www11/ottava/fri-live.mp3

曜日を入れているだけっぽいので、一週間経つと上書きされるのかな?
毎日取得して、自動的に日付のファイル名に変更するスクリプトでも仕込んでおこうかしら。

あと、楽曲リストは日付と曜日を引数にとる。
(一日のは出ないっぽい

http://ottava.jp/program/music_list.php?p=salone_20141001_wed
http://ottava.jp/program/music_list.php?p=salone_20141002_thu
http://ottava.jp/program/music_list.php?p=salone_20141003_fri

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2014/09/30 (火)

2014-09-30:Flight to Narita

帰りのフライトはアップグレードされなかった(´・ω・)
けど、空いてるプレミアムエコノミーで、隣空席の窓際だったので、よし。(・∀・)

搭乗前にラウンジで温かいものとアルコールを補給。
機内の食事はエコノミーですし。まぁ、ハーゲンダッツがすべてを許させてくれるよ。うん。
機内食は飛んでしばらく経ってからと、そこそこ成田に近づいてから。
食事以外はお酒ばかすか呑んでの寝るモードでの戻りフライト。
DSC_5208DSC_5210DSC_5212DSC_5213

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2014-09-30:DAY6 Seattle log

最終日。
7時に起きて、身支度して、朝食をとりに行く。野菜のやの字もない朝食もこれが最後か。
9時すぎにチェックアウトして、Westlake まで歩き、そこから Light Link Rail で空港まで。さっさと搭乗手続きして、出国。
保安検査でコンタクトレンズケースがポッケに入ってたのに文句言われた(´・ω・)メンドクサイ
空港でお買い物、と思ったけど、シアトルタコマのショップはあまり品揃えが。。。ラムとジンと、お土産でサーモンだけ購入。
13時15分のフライトは搭乗してから多少時間かかってたかな。寝てたのであんまりよく分からん。
明けて10/1の15時すぎに成田着陸。ささっと入国して税関パスして、京成で上野まで戻り、タクシーで18時前に帰宅。

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2014/09/29 (月)

2014-10-29:能楽師なみなさんとの会食

DSC_519819時からPacific Place Mallのドイツのお店で、武田宗典・宗和・友志・文志・祥照の能楽師5氏と、コーディネーターの秋山さん、日本からの平田さん、小西夫妻、私でばんごはん。
能楽トーク・今回の公演についてなどさまざまに盛り上がる。
写真はお店のビール飲み比べセット。食事中の写真をほとんど撮ってなかった。

途中、同じお店の別部屋でACTシアターの理事会メンバーが集まってることが判明!
宗典さんがそっちにご挨拶に行ったり、理事さんたちが帰り際にうちらに声かけていってくれたり。
なにしろ今年発の SOLD OUT になった公演。理事さんたちの視線もアツい。

DSC_5200お店を出た後、一回の広まったところにペンギンのオブジェがあったので、文志さんがツーショット写真を撮られる。
宗典親父さんがだいぶウケながらカメラ構えてた。
みんな仲いいな。

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もうちょっと呑みませんか、ということで、てきとーに見つけたワインバー的なところへ。
本職の小西さんにボトルを選んでもらい、歓談の続き。
もう閉店だよー、という時間までいて、解散。
写真は上機嫌な宗典さんと友志さん。

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2014-09-29:DAY5 Seattle log

6時すぎに起きだし、blog 書いたり食事したり。
9時にホテルを出て、シアトルセンター近くのバス停から3番のバスに乗って、ダウンタウン中心部を抜けて東へ。
10時過ぎに竹村先生のお稽古場におじゃま。
お稽古後、14時すぎにアツコさんの車で送っていただいてホテルに戻る。
手荷物を整理しなおしてから、徒歩でダウンタウンへ。といってもなにか見たい観光スポットもないので、図書館へ。18時過ぎまで本を読んだり。クラシックコーナーで Brahms 関連の本を漁っていた。
DSC_5205図書館から会食の場所までの移動では雨に降られた。
19時から会食スタートで、2次会おわったのが23時すぎ。
ホテルに徒歩で戻る道すがら、ひとり三次会用に飲み物を購入。こっちのドリンクはデカいよねぇ。飲みきれんかった。
26時ごろ寝。

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2014/09/28 (日)

2014-09-28:Japanese Garden

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木曜に入れなかったジャパニーズガーデンをリベンジ。
入口の外の掲示板には先のワークショップのポスターも。
入園料は $6。
受付にはなぜか鯉のぼり^^;

庭園内にはさまざまな木々。
中央に池をたたえていて、そのまわりにコースがある。ところどころ橋もかかっている。
池には錦鯉。
広さとしてはぐるっと回って10分もかからないぐらい。
たまには自撮りパチリ。
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で、お茶室。
今日は茶道イベントがあると伺っていたのだけど、ACTシアターの楽とかぶっていておじゃまできず。
和装の女性数名がお仕度をされていた。
遠目に会釈する程度でご挨拶はせず。
4畳半のお茶室のよう。近くには腰掛待合もある。
お茶会、いいなぁ。。。

ところで、この庭園内でどうやって7,80名のお客様相手にワークショップをやるつもりだったのだろう^^;

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2014-09-28:DAY4 Seattle log

7時半起床。朝ごはん。フィットネスルームには行かず。
多少のデスクワークをこなしてから、10時半にホテルを出る。今日は袷の羽織つき。
中心部までてくてく歩いてから、11番バスでジャパニーズガーデンへ。
12時過ぎに帰りのバスを拾って12時半ごろに中心部に戻る。
DSC_5161ランチはショッピングモール内のタイレストラン。
Today’s special というカボシャとシュリンプのカレー。ふつーの向こうのカレーだ。ビールは地元の IPA。
14時からACTシアターの公演、続けてレセプション。
18時すぎにホテルに戻り、着物を解いてベッドでゴロゴロしてたら、そのまま寝入ってしまった。。。

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2014-09-28:The Beauty of Noh(final)

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最終公演。
シアトルタイムスに取り上げられたのもあってか、チケット完売とのこと。
おめでとうございます!
今日は和装の女性が多く、客席も華やか。
昨日と違って日本人コミュニティの方が多そうな感じ?

今回の席は中央ブロックの左後端。
昨日の前から二列目席もよかったけど、こっちも全体が見渡せていい。
前半の巴の半能、昨日よりよかった印象。連続で観てるからこっちの目が慣れて、なのかな。
おなじ演目を連続で観ることは日本ではレアだものね。
勉強としては連続で観れるのはありがたいけど、演者としてはどうなのだろうか。

後半のミュージカル、全体が見渡せて、昨日気付けなかった舞台の小物の配置が把握できた。
道だったのか、アレ。^^;


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終演後、シアター内の別のハコでレセプションパーティ。
場所が分からなくて、始まってからの参加になってしまった。
舞台上の写真はハレーションしちゃってる。宗典さん、プロデューサーの明美さん、ミュージカルのパフォーマーとスタッフたち。

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パーティ内では、友志さん文志さん祥照さんらとお話ししたり、こちらの方とおしゃべりしたり。
ふと見たら親父さんがカメラ構えてて、なにかと思ったら宗典さんとミュージカルの義仲・巴役のお二人の写真だった。
自分も便乗して、パチリ。
スタッフ集合写真も撮らせていただいた。蝶ネクタイのスキンヘッドの方が芭蕉役。

ちなみに、このパーティ会場は去年のワークショップのハコだそう。
あの狭いステージで薙刀振り回してたのか!

最後に自分のミーハー写真。
宗典さんと祥照さん。
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2014/09/27 (土)

2014-09-27:DAY3 Seattle log

日本時間19時キックオフにあわせて、こっち時間午前3時に起きる。
が、スカパーのオンデマンドは国内アドレスからじゃないとだめなので、VPN 張っての国内のサーバ経由でストリーム飛ばすんだけど、ホテルのネットワークが不安定でなかなか観れない。
AT&T の SIM をデータ通信無制限にしておけばよかったかなぁ。。。
それでもなんとか後半は観れた。カカウのシュートもさておき、ジンヒョンが当たりまくってたね。負けは悔しいが、まあしょうがないや。次だ次。

7時ごろに目覚ましでフィットネスルームに行って、マシントレとバーベルで素振り。
いったん部屋戻ってシャワー浴び、朝食を摂り、午前中はデスクワーク。
昼に和装で出。今日も単。10年以上着てる茶のやつ。ヒートテックも着用。
シアトルセンターで insgress しつつ、モノレールでダウンタウン中心部へ。
気がついたら Lv8 間近だったので、前後でスクリーンショットをば。1,999,998AP まで持ってって、最後に敵レゾを一個飛ばして、ついに第2チュートリアル完了!
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ありがとうシアトル!(笑)

2時からACTシアターでの公演。
続けて16時半からバックステージおじゃま。
その後バックステージでご一緒した小西さん夫妻とお茶して(いろいろ共通項、学校や友人などがあり、世間の狭さを知る)、19時からのソワレを観る夫妻と別れ、自分はコンサートホールへ。
20時からのコンサートは22時過ぎに終わり、徒歩でホテルに戻る。
途中のガソリンスタンド併設のショップでハイネケンを買い、和装を解いてビール呑んで一息ついたのが23時。
24時前には寝る。

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2014-09-27:Seattle Symphony を聴きに行く

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シアトルシンフォニーを聴きに BENAROYA HALL へ。
何席あるんだろう、けっこうひろいホール。バルコニーも4階相当まであった。
昨日今日明日の金土日3公演の真ん中の土曜夜なんだけど、お客さんびっしり。ほとんど空席がない。
自分は前から8列目のド中央という席。管は観れないけど、いい席。
これで$37はいい。

プログラムは

  • Henri DUTILLEUX: Metaboles
  • Sergey RACHMANINOV: Rhapsody on a Theme of Paganini, Op.43
  • Anton Dvorak: Symphony No.8 in G major, Op.88

デュテユー知らん。。。初めて聴く(´・ω・)
途中意識飛んでましたが、まあこういう曲なんだろうな、という感想ッス。席後ろのおっさんが演奏終了直後に WAHAHAHA 笑っとった。

パガニーニのラプソディのピアニストは Khatia Buniatishvili というグルジアの女性。若い。ガツガツ速弾き系。
こういうのがこっちの人にはウケるんだろうなぁ、と思ってたら、演奏終了後

いきなり総立ちの拍手。

盛り上がりすぎてた(・∀・)

ドヴォ8は、さすがメロディのドヴォルザーク。楽しい。
弦はしっかりしててて、音量も出ててよかった。第1楽章終盤で第1ヴァイオリンの真ん中あたりの人の弦が切れちゃって、第2楽章お休み、第3楽章から復活というハプニングもあったけど。
管はつらいねぇ。。。第4楽章オープニングのファンファーレははずさずできてよかったんだけど、他はだいぶしょんぼり。

それでもこちらのお客さんは立って拍手が出る。
日本で聴くのとは違ったホールの雰囲気を体験できてよかった。

20時開演なので、終わるのは22時過ぎ。
日本だとなかなかない時間設定だけど、日本でも開始が遅いと嬉しいって層も多いはずだよね。Ottava も今度は夜のプログラム19時開始にするらしいし。
帰りの心配もあるけど、日本でも試してみてくれないかなぁ、イベントものの遅い時間開始。

Delta Air Lines Masterworks: Rachmaninov & Dvořák | Seattle Symphony Orchestra
http://www.seattlesymphony.org/symphony/buy/single/production.aspx?id=15357&src=t&dateid=15357

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2014-09-27:The Beauty of Noh(2nd day matinee)

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今回の旅の主目的、ACTシアターでの能公演。公演としては昨日からの4公演の中の2回目にあたる回。2時から。
ロビーには「ムネリン2号」の愛称(?)の能装束ディスプレイ。一緒に写真も撮ってもらってしまった。
開演までシアトル在住の日本の方と歓談したり。

演目は巴(の半能)。
シテ武田宗典、ワキ福王知登、地謡武田文志・武田宗和・武田祥照、後見武田友志。小鼓住駒充彦、大鼓亀井洋佑、笛藤田貴弘。
ステージはふつー(?)の西洋舞台で、下手から楽器3人が出てきて、地謡は上手から出てきた。
ワキ・シテ・後見は下手から。
舞台の上の方に小さいスクリーンが吊られていて、英語のスクリプトが表示される。
半能なので最初にワキが都にのぼろうとしてる話をしたあとは、さっさと武者姿の巴登場。
華麗に薙刀を振り回し、美しい所作で泣く。まことに美しい巴御前。
(薙刀はなんて訳すんだろうとスクリーン見てたら、Halberd でした、あと、配られた英語の説明冊子に Tomoe のことが “equal to a tousand men” とあった。一騎当千!)
地謡お三方の佇まいがそれぞれ三様でおもしろかった。文志さんは「引っ張っていくんだ」という気概・張りが出てた。親父さんはごく自然体な風。キャリアっすね。祥照さんは全力しっかり。
全員退場のあと、カーテンコールで全員がまた出てくる、というのはこっちでのアレンジかな。宗典さんもカーテンコールでは面をはずして。

ここで20分のインターバル。
ロビーをうろついてるといろいろ話しかけられて、現地の方と懇談。
「あなたもパフォーマーなの?」こっち来てから何度か言われてますが、ただの客です。
「日本文化すばらしいわ。いつか日本に行ってみたい」ぜひお越しください。お待ちしてますよ!
「でもいろいろ高いんでしょう?」ホテルはこっちの方が高いです(´・ω・)

後半は Yoshinaka というタイトルのミュージカル。
昨年の宗典さんシアトル公演の際に話が出て、今回巴と義仲のセットとして実現した次第。
芭蕉・義仲・巴とこちらの役者さんで、観音役に宗典さん。主に英語で歌うけど、ところどころ日本語。
衣装はなんとなく和のテイストもあるオリジナル。
宗典さんもズボンタイプの衣装で、普段袴で隠れている足の動きがよく見える。面はナシ(扇子は持ってた)。
巴役の衣装が右前だったのは気になってしまった。西洋的には女子は右前だろうけど。。。
まぁ、巴死んでるって設定ならアリなんかな。^^;
芭蕉役の Jose Luis Munoz さん、いいカウンターテナーだった。やられた。
楽隊もステージ上で、キーボード、ベースギター、インディアンハーモニウム、そして太鼓、
正直、歌詞はかなり聴き取れないんだけど、雰囲気は伝わりました。
観客の反応がいい感じだったんで、試みは成功なのかな?


終幕後、バックステージにおじゃま。
ミュージカルの方の衣装、着物素材使っての全部オリジナルだそう。
宗典さんに巴の右前の話をしたら、ご本人気づいてなくて(ミュージカルで巴の登場の時点で彼はまだ能終わった後の準備中なので、巴を観れてない)、コスチュームデザイナーに話はしてみる、とのこと。
能装束やお面、小物たちを見せていただく。
最後のは大鼓の火あぶり用電熱器。

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マチソワの合間に時間いただいてしまい、感謝。
自分はソワレは観ずに、あとは明日の楽を観ます。
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Premiere Performance”The Beauty of NOH” Tomoe and Yoshinaka
http://www.nohandopera.com/

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2014/09/26 (金)

2014-09-26:DAY2 Seattle log

DSC_50967時半起床。ごはん。こっちのごはんは野菜のヤの字もない感じで、とても好感がもてます(ぼへー
食後、ちょっと時間おいてから、ホテルのフィットネスルームへ。ランニングマシンで10分走り、マシンで背筋と上腕。

DSC_5076昼まで部屋でデスクワークしてから、和装で出る。今日は青の単。
昨日の夜の寒さがあったので、襦袢の下にヒートテック着用。
まずは徒歩でシアトルセンターへ。スペースニードルを下から見上げる(登りはせず)。
センター内は結構 ingress のポータルがあって、さらに各所で青と緑の戦いがあるようで、ぽつぽつ白くなるポータルが。
自分も参戦して、がんがんキャプチャーしてまわったり。

DSC_5079ふと見たらセグウェイの集団。調べたら、セグウェイで市内を巡るツアーなんてあるのね。
いいなぁ、と思ったけど、2時間コースで$150か。やめとこう。。。
http://www.junglecity.com/enjoy/enjoy-more/taiken-segway-tour/

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このシアトルセンターからダウンタウン中心部はモノレールで結ばれている。
片道$2.25。
途中駅なし。なかなかいいスピードでかっとばしてくれる。
窓から見える街の風景がいい。

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モノレールを降りて、しばし近くをうろついたあと、University st を下ってハーバーへ。
海に近づくにつれて風が冷たい。ヒートテック着込んで正解だ。
シアトルはところどころ坂があるけど、ハーバーに向かってのところはけっこうな傾斜。
おかげで眺めもいい。逆光だけど。。。
観覧車や水族館などをパチリ。写真撮るだけで中には入らず。

再び街に戻ろうという道すがら、シアトルシンフォニーのホールを見つける。
ポスターを見ると、明日夜にドヴォ8とある!
迷わずチケットオフィスへ。ステージ前中央ブロック前9列のチケットが$37。いいじゃん。
明日の楽しみが増えた。

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さらに徘徊を続ける。ACT シアターを発見!
今日夜からの公演のポスターもでかでかと。

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空腹を覚えつつ、でも中途半端な時間(16時くらい)だったので、フードコート的なところかな、とショッピングモール系を目指す。
途中、道端でヘンテコなスタンドを発見。挑戦はせず。。。
昨日 SIM を買いに来た Pacific Place Mall の最上階でドイツなお店があったので、ここに。
ビールをピルスナーとヴァイツェン1杯ずつ、つまみはカニクリーム系(サイズがアメリカだなぁ)。

軽く酔ったので、食後はまっすぐホテルに戻り。
(こっちの時間での)夜中の浦和の試合に備えて、18時過ぎには就寝。

武田宗典さんの公演とインタビューの記事が地元紙にありました。
明日観に行くのがとても楽しみ♪

Famed Japanese actor embraces Noh and the new
http://seattletimes.com/html/thearts/2024629708_beautyofnohxml.html

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2014/09/25 (木)

2014-09-25:Flight to Seattle

ひさしぶりに預入スーツケースのあるフライト。20kgぴったりだった。
いつもは「成田はうちから3駅~」とかぬかしてますが(御茶ノ水→神田→東京→成田)、家から御茶ノ水までごろごろスーツケースひっぱって、東京駅内動いて、がめんどうに思えたので、今回は自宅前からタクシーで京成上野へ。ここから京成の特急で成田に行く。
スターアライアンスゴールドのカウンターでさっくりチェックインを済ませ、優先保安検査場をしれっと通過し、自動化ゲートですんなり出国。まったく並ばない。

多少は現金を持っておこう、と1万円だけ両替したんだけど、出てきたのは89ドル。円安め。。。
18時前のフライトまで呑み喰いしながらラウンジで過ごす。

搭乗時間前にゲートに行くと、放送で名前呼ばれてカウンターへ。
「搭乗券をお出しください」言われたので差し出すと、さくっと破られる!
やった、新しい搭乗券だ。アップグレード~♪

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というわけで、人生初の787ビジネス。
フルフラット嬉しい。うつ伏せで寝れる。
サイドボードもベンリ。アメニティは L’OCCITANE。
モニタは17インチタッチスクリーンなのね。ジブンは映画とか観ないし、地図を表示させるだけだけど。。。

食事はまずまず。洋食でメインは肉を選択。
デザートをチーズ盛り合わせにして、グビグビ呑みモード。
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DSC_5059メニューを見ていたら、「一風堂ラーメン 空の上のトンコツ そらとん」なるのが軽食としてあったので、夜中に注文。
席に届いてから気づいたけど、カタメンとかリクエストできたのかな。^^;
まぁ、ネタとしておもしろいかな、くらい。次はきっと、頼まない。

DSC_5062朝食は和食をチョイス。
鰤のスキ煮。
かなり盛りだくさん。なんとか完食。

シアトルのタコマ空港には今日の11時着陸。
ふたたび25日である。

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