2012/05/05 (土)

2012-05-05:ラ・フォル・ジュルネ3日目

買ってあるプログラムは18:45からのものだったので、出掛けるのはゆっくりでいいや、と油断してたら、起きたのが14時。。。
15時から ottava 特設ブースに川久保さんが来るのには聴きに行こうと思っていたのに。_| ̄|○
いちおう、家から国際フォーラムは30分かからないことが分かっていたので、がんばれば行けなくはなかったけど、すっぱりあきらめて家でしっかり身支度してから出発。今日も和装。
ちなみに今日は嫁は劇団四季のアイーダがあったので、ひとりで先に国際フォーラム入り。

ottava の特設ブースをうろうろしていたら、「リスナーの方ですか?」と他のリスナーさんからお声掛けいただき、そのままいろんなリスナーの方々とお話。みなさん若草色のなにかワンポイントをお持ちなのね。若草色のお着物の女性もいらした。自分はなにもそういうの持っておらず。男物じゃないよなぁ(注: リスナーであることを示すために、若草色のなにかを持とう、というルールがあるのです)。
con brio の斉藤さんもいらして、直接ご挨拶できてよかった。

18:45からはホールA。グリンカのルスランとリュドミラの序曲、チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルト。オケは今日もまた、のジャン=ジャック・カントロフ率いるシンフォニア・ヴァルソヴィア。
ひとつめのルスランとリュドミラ、とてもよかった!やっぱいいよこのオケ。来年も来てくれるかなぁ。
ヴァイオリンコンチェルトは川久保賜紀さん。見事に弾いていた。けど、パワーが弱くどうしてもオケの弦に音が埋もれてしまってもいた。

プログラム終わったところで、いそいで ottava ブースへ。con brio の番組内企画、マイベストチャイコフスキーのカウントダウンイベントが19時からだったのだ。
なんとか、トップ2の発表のところには間に合う。が、聞けなかった3位以下は、その場の他のリスナーさんたちに聞いてもまったく教えてもらえず。

月曜の con brio 放送を待ちなさい

とのこと。。。(´・ω・)
twitter でも誰もつぶやかなかったみたいね。

そして、最後、21:00からのホールAへ。嫁も無事合流。
演目はチャイコフスキーのイタリア奇想曲、ボロディンのだったん人の踊り(合唱つき)、そしてラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。ドル箱演目~。
自分らはこれで

ラフマニノフのピアノ協奏曲第1,2,3,4番コンプリート

だったりする。いぇい(^^)b
オケはウラル・フィル、指揮はドミトリー・リス。合唱はカペラ・サンクトペテルブルク。ピアノはボリス・ペレゾフスキー。

最初のイタリア奇想曲。のっけからものすごかった。鳥肌たちまくり。ドミトリー・リスは戦う指揮者ね。全力でこの曲に立ち向かい、そしてそれに応えるオケ。曲が終わった途端に大きな拍手にブラボーの嵐。

もう、このまま終わってもいい!

という素晴らしいパフォーマンスでした。
しかし、まだまだ終わらない。続くだったん人がまたすごい。ゆったりと美しく流れる調べ。涙がでる演奏。
最後にラフマニノフ。ペレゾフスキーがすごいというのはいろんな方から前評判で聞いていたけど、実際すげぇ。技術力高いね。ただ、その彼の演奏もウラル・フィルの弦の全力が出ると、音が埋もれる。聴きながら「もう少し弦を減らしてくれぇぇぇ」と心の中で叫んでました。
とはいえ、第3楽章はしっかり盛り上げ、大興奮で演奏終了。ホールは大熱狂。1回目のカーテンコールからスタンディングの人もちらほら。自分も3回目に出てきたところで立って拍手。
そしたら、

なんとアンコールが来た。

実は開始時間が遅れたのがあって、すでの22時を越えていたにも関わらず、第3楽章の途中から最後まで。アンコール終わった後は客席の過半数がスタンディングオベーション。5000人のホールでですよ?ただただ感動のステージ。
大満足で会場を後にできた。ラ・フォル・ジュルネ、いいイベントだなぁ。。。と喜びを噛み締める。

ちなみに。
最後のホールAの開始が遅れたのは、直前のホールCのプログラムの終了が押したため。ハシゴでチケット買ってる人がいるわけで、運営が機転効かせて、ホールAの開始を遅らせつつ、直通の通路にお客さんを誘導して間に合わせたとのこと。

運営さん、グッジョブすぎ!

素晴らしいイベントの後ろには様々な方の頑張りがある。感謝と称賛を送ります。

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