2015/12/05 (土)

2015-12-05:余市ニッカウヰスキー蒸留所

IMG_2332余市の蒸留所訪問。
札幌から小樽に行き、そこで乗り換えて3駅ほどで余市駅。駅からは歩いてすぐ。
ただ、小樽から余市への電車って、、、本数1時間に一本もないレベルなのね。あわててしまった。
接続よければ札幌から1時間強で着くんだけど、タイミング失敗するとひどい目にあうので、次から気をつけよう。
写真は小樽で乗り換えた函館本線。2両編成。けっこう混んでた。外国人旅行客の方も多く、いいね。

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駅を降りて、ロータリーを抜けて、信号を越えてちょっと行くと蒸留所。
ガイドツアーを申し込んでおいたので、受付で名前を言って待合室へ。20人くらいがガイドさんに連れられて敷地内を回る。
蒸留棟の中にはポットスティルが6つ。注連縄がかかってるのが日本らしいね。政孝の実家が造り酒屋というとこからの由来らしい。
余市での蒸留は石炭直焚き。ちょうど見学しているときに職人さんがくべてくれた。ぱっぱっぱっ、とさりげなくやってらしたけど、温度調整が難しい、熟練の技を必要とするもの。味を左右する大事なワザよね。
発酵棟や糖化棟は冬の時期は閉鎖とのことで見れず。残念。

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お酒を熟成させる貯蔵庫は創立時建立の一号貯蔵庫だけ見学用に開放。見学用なので、ここにあるのはすべて空樽。
結局個別に建物の中を見れたのは蒸留棟と貯蔵庫。

IMG_2358あとは博物館をガイドツアーして、無料試飲コーナーで解散。
博物館には政孝のノートの展示も。丁寧に書かれている。
これが
「50年前、頭の良い日本の青年がやってきて1本の万年筆とノートで英国のドル箱であるウイスキーづくりの秘密を盗んでいった」
とアレック・ダグラス=ヒューム外務大臣に昭和37年の来日時に言わしめたノートかぁぁぁ

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ツアーのあと、博物館に戻り、その中の有料試飲コーナーへ。
ここはいろんなお酒を15ccのショットを数百円で呑ませてくれる。土産物屋(別の建物)で売ってる市場販売していない(つまりここでしか買えない)ボトルもここで味見できるので、何を買うか判断しようかと。
試したのは sherry&sweet, woody&vanilic, peaty&salty の3種類のボトルで、どれもノンエイジ。ノンエイジといっても最低5年は寝ているそう。ただ10年に満たないものを混ぜてます、と。
最初のふたつは同じ蒸留で、樽が違い、peaty&salty だけは蒸留から違う。
結局 peaty&salty を購入。

帰りの電車まで時間がある(本数少ないから)のもあり、この有料試飲コーナーはいいね。
しっかり楽しみました。また来たいと思います。

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