2014/05/05 (月)

2014-05-05:ラ・フォル・ジュルネ最終日

11:45からのホールAで、ハーバーの弦楽のためのアダージョと、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。
ジャン=ジャック・カントロフ指揮のシンフォニア・ヴァルソヴィアに、ピアノはボリス・ベレゾフスキー。
席は1階席中央ブロック9列目と好位置。
弦アダは前夜祭でも同じ演者で聴いたけど、今日の方がよかった。前夜祭エントリで書いたように、あのときは曲順に問題があった気もするしな。
で、ピアコン。
最初のホルンがいきなりやらかしちゃったのもあるんだけど、終始ベレゾフスキーが先行っちゃって、オケががんばってついていくの構図。つか、

ベレゾフスキーめちゃくちゃにすげえ。。。

本人は涼しい顔して超絶技巧。で、オケをちらちら見ながらついてくるかなー、と。
なんだそりゃ。

DSC_4462ホールAのあと、次のチケットまで1時間ちょいあったので、時間つぶしにふらふらしてたら、ガラス棟のブースでルネ・マルタンのトークショーをやっていたので聞き入る。
終わったタイミングでステージから客席側に降りてきたのでお声かけしようと思ったけど、すぐさま打ち合わせに入られてしまい、できず。しかし公衆の面前で堂々と打ち合わせ始めちゃうとこに、ちょっとびっくり。

DSC_446313:45からはG409でのピアノサロンコンサート。
初めてG409入ったけど、「ただの会議室」なのね。
ピアニストはエマニュエル・シュトロッセ。曲目はブラームスで、2つのラプソディ、主題と変奏、6つの小品。
ただの会議室なので音響もなにもないのだけど、それよりも今朝の雨で湿度が高く、2つのラプソディは音が濁りまくり。。。(-_-)
ただ、スタッフさんが演奏始まってからエアコンをがんがんにかけてくれて、主題と変奏のときにはだいぶ湿度が下がったか、いい音に。ピアニストも弾きやすそう。そして、いい演奏だった。
6つの小品もしっかりうっとり聴かせてくれて、満足のコンサートでした。

DSC_4464DSC_4466次のチケットは20:45からの最終コンサート。
だいぶ時間あるし、いったん帰るかなぁ、と思っていたら、ブリメンさんにお声かけいただき、ottava con brio リスナーなみなさまのテーブルにまぜていただけた。
初めてお目にかかる方も多く、お酒もいただきつつ、みなさんといろいろ音楽トーク、ottava トークでしっかり20時過ぎまで楽しんでしまった。みなさま、ありがとうございました。m(_ _)m
途中、ルネ・マルタンが通りかかり、みんなで囲んでワイワイ。自分もサインをもらってしまった。^^;

20:45からのファイナルコンサートは、ラヴェルのピアコンとボレロに、ビベスとヒメネスなスペイン。
シンフォニア・ヴァルソヴィアとカントロフなオケ・指揮に、ピアコンは荻原麻未、カスタネットはもちろんルセロ・テナ。
席は午前と同様、1階中央ブロック9列目。
ピアコンまずまず。ボレロはしっかり盛り上がった。
DSC_4472で、我らがテナ女史。もう、すっかり「顔」ね。予定の2曲のあと、アンコールでファリャの「はかない人生」舞曲も。
スタンディングオベーションの中、オケが下がったあとも一人で出てきてソロを演じたあと、英語で簡単にスピーチしてくれて、最後は袖にいたルネと梶本社長を引きずり出してカーテンコール。
これはぐっじょぶ♪

コンサート終わって、ホールA入り口でぼへーっとしていたら、声をかけられた。前夜祭のときに写真撮ってあげた集団だ!
「袴のにーさん、また写真撮って♪」って、おいらはカメラマンか(-_-)
で、撮ってあげたあと、いろいろおしゃべり。
丸の内朝大学の「ラ・フォル・ジュルネ」クラスの面々だそう。そんなクラスあるんかー。
自分の写真も撮ってもらったり、その場でFBで友達申請してもらったり。
うーん、前夜祭のときのがイベント伏線だったとは。。。^^;

DSC_4474ホールを出ると、にぎやかだった広場も撤収が済んでてすでにまつりのあと。
今年も楽しかった。
ありがとう。
また、来年。

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2014/05/02 (金)

2014-05-02:ラ・フォル・ジュルネ前夜祭

夕刻の東京国際フォーラム。
いよいよ明日からの開幕を前に、前夜祭イベント。
広場ではみんなで第九企画。自分が到着したときにはちょうど最後のリハをしていた。
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DSC_4433DSC_4434ざっと会場を見てまわってから、ガラス棟地下のホールへ。
受付で記念品を受け取り、けどじゃまなのでクロークに預けちゃってから、会場入り。
今回で10周年記念ということで、それをデザインしたケーキがあったり。

19時にレセプション開始。ニッポン放送の女性アナウンサーと辰巳琢郎が進行役でステージに立つ。
音楽パフォーマンスはびわ湖四大テノールとムジカーシュ。
四大テノールは最初4人がばらばらに、ステージの周りの客にまざってスタンバってて、そこから順に歌いだしてライト当たってステージに上がるという演出。さらにはいろいろ振り付けありのパフォーマンスで注目を浴びていた。
乾杯のあいさつは駐日フランス大使。乾杯の発声の直後に四大テノールが乾杯の歌を歌ってくれて、これは嬉しい。
ムジカーシュはこれまでキオスクコンサートでしか聴けてなかったけど、盛り上げるのがうまくて、好き。ハンガリーの民族音楽カルテット。
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レセプション中に歓談した方の中でハンガリー大使館の方がいらしたんだけど、このつながりなのね。他に、ラジオ局の方、商社社長の奥方、地域の方とお話させていただいてました。基本的にイベント実施に尽力されてる方たちのパーティなので、自分みたいな「ただのファン」はレアな模様。^^;

DSC_4442会がお開きになったあとの、ちょっとお客さんが減ったところで会場をふらふらしてたら、創始者でありディレクターのルネ・マルタンがフリーなのを発見。すかさず突撃。
気さくに応じてくれて、数分ほどお話ができた。10周年おめでとうとか、子ども向けプログラム嬉しいんだよとか。向こうは「お前の着ているそれはなんだ」とか突っ込んでくれたり。
写真も撮らせてもらった。ニヤリ。

レセプション参加してほんとうによかった。

来年以降もこういうチャンスがあるなら、積極的に乗ろう。


DSC_444320時からはホールAでプレナイト公演。
オーケストラはシンフォニア・ヴァルソヴィア、指揮はジャン=ジャック・カントロフ、ピアノは小曽根真、そしてカスタネットでルセロ・テナ!
曲目はガーシュインのラプソディ・イン・ブルー、バーンスタインのウェストサイドストーリーのメドレー、ジョン・ウィリアムスのスターウォーズメドレー、カンダ―&エブのニューヨーク・ニューヨーク、バーバーの弦楽のためのアダージョ、シュトラウスのスペイン行進曲。
も、もりだくさん。。。
チケット購入が前日だったので、席は2階席。
けど、まわり見回しても空席が見当たらないびっしりっぷり。むしろ「よく前日でチケット買えたな」レベルか。

しょっぱなのラプソディ・イン・ブルー、小曽根さんかっとばしてた。全部で1時間半ほどのワクなのに、いきなり30分やっちゃったよ(カデンツァどんだけやるかはピアニスト次第だもんね)。
続くウェストサイドのメドレーでは somewhere のところで泣いてしまった。大好きなんだ、この曲。
スターウォーズとニューヨーク・ニューヨークはしっかり盛り上げ曲。
が、そのあとの弦楽のアダージョで急に湿度があがる。うーん、これ、曲順正解じゃないんじゃないか?どうなんだろ(いい演奏でしたよ、でも)。
で、トリのスペイン行進曲でテナ女史登場。去年に引き続き、圧巻のカスタネットパフォーマンス。すすすすすばらしい。
彼女はアンコールもあり(ファリャのはかない人生?)、さらにはオケ帰った後も出てきて一人パフォと、サービス精神満載。
これだけあって3000円なんだから恐ろしい。。。

終演後、ゲートのところでレセプションでお話させていただいた方を見つけてご挨拶。
で、さぁ移動しようかと思ったところで「写真撮ってもらえませんか?」と声をかけられる。2,30人の集団で来ていた方たちで、記念に集合写真を、ということのよう。手渡された iPhone でパチリ。こうやって楽しんでる方々もいるのね。自分は一人で来るか嫁と一緒かぐらいだけど、多人数ワイワイも音楽祭の愉しみとしていいなぁ。
って、自分も ottava のリスナー仲間で集ったりもしてるから、似たようなことしてなくはないか。


その後。
レセプションですでに飲んだ状態で、いい演奏を鑑賞し、テンションがやたらに高止まりだったので「これは家帰ってる場合じゃない、呑みに行こう」モード。
FBでえとーさんが乗ってくれたので、モンドバーに移動して、27時まで呑んでしまった。^^;

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