2014/12/31 (水)

2014-12-31:傳でお節の受け取り

DSC_598514時過ぎに夫婦でてくてく歩いて傳へ。
わりと並んでて待つ感じだったので、カウンターに通された。
で、「お酒召し上がります?」と言われ、ごちそうになってしまった。^^;

なんだかすいません。

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2014/10/30 (木)

2014-10-30:傳

長谷川さんに「キャンセルが出て」という連絡をいただいて、夫婦でおじゃま。
最初はスプマンテで乾杯。嫁はブドウジュース。
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ひとつめ。今日の最中はフォアグラと栗としば漬け。
2品目。傳のお出汁だー。うむうむ。お酒は写楽の「なごしざけ」。夏越し。
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デンタッキーは DEN なお皿で。このお皿は自分もはじめてだ。ちなみにデンタッキーのパッケージ、ブラジル行ってきて Favorite Restaurants が更新されたそう。
お酒は天青の千峰にうつる。
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次はブリ大根。とはいえ、煮物のアレじゃない。4日寝かせたというブリを平造りして、薄い大根の漬物と一緒にいただくというもの。さっぱり美味しい。ちなみにブリは単体だけでいただくとちと弱い。
魚介が続いて、お次は生牡蠣。おそろしく濃厚。そして普段は生の貝類がだめな嫁も大丈夫だった。すばらしい。お酒は日高見に。
お次はホウ葉に包まれた品。開けてみると、秋刀魚と銀杏とクスクス。秋刀魚の肝をソースっぽく使ってた。今年はあまり秋刀魚を食べれていなかったので嬉しい。

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今日2品目でのお出汁と同じく、サラダをいただくと「あぁ、傳だ」と思う。
最近は泥(に見立てたほうじ茶パウダー)を大根とかにつけるのだけでは飽き足らず、アリを演出することにしたらしい(笑。シトラス味でおいしいアリさんでございました。
お酒は瀧自慢に。へぇ、矢島さん、瀧自慢ひいてるんだ、と思ったら、こちらはふくはらさんだそう。

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お椀は松茸と山形の和牛。そんなに味は強くない。
お酒は豊盃。
ごはんは今日は肉。なんというか、超高級コンビーフの炊き込み? 茗荷のお漬物が美味♪
お酒は鶴齢。
最後のデザートはイチジクのシャーベット。


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今日はいつにも増して器が楽しかった。
ブリ大根のときにいただいていた天青のときのお猪口。色合い的には自分の欲しがるものじゃないんだけど、持ちやすさ、呑みやすさが気遣われていて、よい器。

DSC_5386こちらは日高見をいただいたときのお猪口。
白い部分は焼く直前に釉薬を削っている。よく見ると白の部分は削られた面があって、なめらかではない。

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同じ作り方のお猪口を瀧自慢をいただくときも。
これはとても気に入った。正直、買って帰りたい^^;
「別の器もありますよ」と長谷川さんに鉢を出していただいた。
白い部分が釉薬を削っているところ。なので左の白い鉢はそうとう大変じゃないかなぁ。

DSC_5399最後は鶴齢のときのお猪口。
なにやら土器みたいな、おもしろいデザイン。
女性に人気らしい。けど、自分は↑のがイチバンだなぁ。

いま傳で活躍してる器たちは十数名の作家さんたちによるものとのこと。
いい関係よね。
すばらしいことです。

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2014/07/04 (金)

2014-07-04:傳

油断してたら今年の前半に一回も行かなかった、傳。
タイミングよくキャンセルが出たということで、大久保さんをお誘いしておじゃま。

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最初はスプマンテをいただきながら、最中。
中身はフォアグラと柿といぶりがっこ。しょっぱなから傳ワールドだw。
つづけてのジュンサイは葉蓋。ツユを落としてからお召し上がりください、と。ジュンサイの他はバジルの実、パッションフルーツなど。さっぱり。

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デンタッキーが続き、漬けの海胆。お酒は白岳仙に移る。

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その次はぐじ。2kgサイズだったそうで、アラのところをいただく。塩して4日目だそう。
餡の中の生姜に白岳仙の吟醸が負けてしまうので、阿部勘の夏酒にスイッチ。
定番のサラダをいただいて、お椀はホタテと牛筋。ホタテの味の出方がすごかった。あんまりしっかり出てるので乾物使ってるのかと伺ったら、生ですよ、と(乾物だとホタテ自身に味が残らないとのこと)。うーん、びっくりだわ。お酒は手取川の傳用別誂を味見させていただきつつ、津島屋に。

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今日のお食事は宮崎のサーロインを使ってのもの。肉の味がしっとり染みてておいしい。
デザートは湯葉をココナッツミルク仕立てに。器が面白い。そのまま抹茶茶碗で使えそうなもの。抹茶茶碗にソーサーって発想はなかったな。
今度お願いしてみるか。

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2014/01/01 (水)

2014-01-01:わあすけさんちのお正月と取材

新年おめでとうございます。
今年は初日からテレビ局の取材を我が家に迎えるという、一風変わった正月を迎えまして。。。

昨年、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたのは広く知られていると思います。
登録の理由として、単に和食が健康にいいというだけでなく、四季の移ろいの表現であったり、正月などの年中行事との関わりがポイントとしてあったというのはご存知でしょうか。
農林水産省のページへのリンク

これについて海外メディアからの関心も高く、「日本の正月の食文化を知りたい!」という取材要望が出ます。
しかし、一般ご家庭の年内のお婆ちゃん・お母さん・娘で一緒にお節づくりみたいなところや、明けての親族揃っての集まり、といったところに取材カメラが入ることを受け入れてくださるご家庭は、なかなかありません。
どこか取材させてもらえるところがないだろうか、と友人から相談がありました。

一方、我が家がふだんから人を呼んで自宅でホームパーティ開催という、人を迎えることに慣れているのと、

  • お節は自分で作らずお取り寄せだが、名の通ったお店(神保町傳)にお願いしてる。
  • 鯛とお雑煮くらいは一応自分で。。。

というわけで、あれ、取材対象になるんじゃないの?、と。
テレビ局側からは「ぜひお願いしたい」とあり、嫁と傳の長谷川さんに「こんな話来てるけど、いい?」と相談して OK いただいたので、取材を引き受けることにしました。

ちなみに今回お話が来たのは MBC というドバイのテレビ局。国内で放映の予定はありませんので、あしからず。^^;


取材は昼過ぎから。
前日の年越し企画の続きということで、えとーさんハルコさんにもお昼にまた来てもらいました。
あ、実際には、昨日の大晦日に傳にお節を受け取りにいくところも取材されてます(昨日のエントリ参照)。

今日の収録は鯛とお雑煮を調理するところからはじめたいということで、年末に吉池で買ってきた1kg強の鯛を見せ、鱗をとり、出刃で腹かっさばいてワタをはずすのをカメラの前で。
次いで、塩を振り、我が家の IH のグリルで焼きます。
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お雑煮は我が家は醤油仕立てで作ります。
鶏を煮、餅をあたため(メンドくさいという理由で自分は焼きません)、別で茹でたほうれん草とかまぼこと伊達巻を添える。
最後に柚子と三つ葉を細工して載せて完成。
だいたい30分程度の調理でしたけど、

カメラの前で調理するって、えらく緊張するもんですねぇ。

鯛が焼きあがり、お雑煮もできたところで、お節を広げ、鯛とお雑煮を並べ、お酒を出します。
お酒は「赤の英君」にしました。2009年のものなので、5年古酒扱いになるかな。

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右に傳のお節のアップ写真を(クリックるすると大きく表示されます)。
いつも二人前でお願いしていますが、お重の中に盛り沢山!
人参の細工がカワイイ。

並べたとこを写したあとは、みんなで乾杯して、お食事の収録。
お節のなかの蓮根(穴から先を見通すということで縁起がよい)が海外の方にウケそう、ということで、カメラに穴がうまく映るように演技指導されながらいただいたり。
他にも「この品目はどういう理由でお節に入っているのか」をあーだこーだ言ったり、調べたりしながら、みんなでたのしくいただきました。

毎年毎年おいしいお節をありがとうございます、長谷川さん!
英君のひでさん、赤の英君まだまだいけました。素晴らしいお酒に感謝です。

「赤の英君」は自分らの結婚式用に英君酒造のとあるスペックのものを特別に分けていただいたものです。ラベルはオリジナル。市販流通はございません^^


一通りいただいたところで、お片付けをしながら小休憩。
続けては、我が家スペシャル(?)の初釜。

日本の各家庭には茶釜があり、元日の一家のあるじが茶を点て、もてなすものである

DSC_3817という風習があると世界に広めていただこうと(・∀・)
点前は薄茶平点前。
写真は沸かしておいた釜を置き、ハルコさん、嫁に席入りしてもらって、はなびら餅をお出ししたところ。
これだけだと殺風景ですね。。。
(点前中の写真をお願いしそびれてました)


最後にインタビュー。
和食についてどう思うか、とか、お節の意味は、といった質問でした。問答は日本語です。^^;
実際の放映時には、冒頭だけワタクシの肉声が入り、あとは吹き替えでアラビア語がかぶせられるそう。

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DSC_3820写真の中のカメラのモニタを見ていただくと分かるんですが、マイクのスポンジが画面下に来るようになっています。
これ、放送局ごとにスポンジが違うのね。
で、スポンジの数だけ収録しました。
繰り返すのは収録する方もされる方もタイヘン。^^;

夕刻前に一通り終了。
なかなか楽しいイベントでした。
編集作業を経て、ドバイやクウェートで放映される、ハズ。
ネタも入れてますが、日本の文化を世界に発信したいというモチベーションは自分も大きいので、今後も機会あればこういう企画に乗っかっていきたいと思っています。
自分が応援してる日本の伝統文化継承者なみなさんもどんどん紹介していきたいですしね。

今回の機会をくださったナジーブさんと夏樹さん、ありがとうございました。
編集後の作品を楽しみにしています(国内放映はないですが、わたしには映像がくる約束)。

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2013/12/31 (火)

2013-12-31:傳におせちを受け取りに行く

毎年お願いしている傳のおせちを例年通り大晦日に受け取りに行く。
のだけど、今回は我が家に取材に来るテレビ局スタッフが、

受け取りに行くところも収録させてください

というので、傳の長谷川さんにご了承いただいた上で、お店で集合。
自分はいつものように和装で伺い、お店へのアプローチと入店するところ、お店で長谷川さんからおせちを受け取るところ、お店を出て長谷川さん・おかみさんに見送られるところを収録。

自分、こうやってカメラ向けられるのってこれまであまり縁なかったんですが、うまくできたかな。。。
自分が収録されているところを、さらに嫁に撮影しておいてもらおうと思ってたんだけど、頼むのを忘れてた。
完成を楽しみにすることとしよう。

おせち自宅に持ち帰った後、近所の喫茶店でスタッフのナジームさんと明日の打ち合わせ。
昼過ぎに来てもらって、鯛とお雑煮は調理するところから、それからお節広げてみんなでいただくシーン、初釜を収録してもらうことに。

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2013/01/01 (火)

2013-01-01:おせち

DSC_2183明け方にみんなが帰ってからちょっと寝て、昼ごろに起きだしてごはんの準備。
いつものように傳でおせちをお願いしていて、自分で用意するのは鯛とお雑煮。
鯛は年末に3尾買ってあって、今日は素直に塩焼きに。
お雑煮は醤油仕立て。餅・鶏肉・かまぼこ・三つ葉・柚子。
乾杯は獺祭の発泡酒をゆうべいただいたので、さっそく♪

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2012/05/09 (水)

2012-05-09:傳

5周年の記念は傳。
ちなみに去年は Spacca Napoli、一昨年はシャングリラんとことのなだ万、その前が披露宴だった。

最初の2品はホワイトアスパラの寄せ豆腐に、揚げた空豆と黒米の炊き合わせ。
ホワイトアスパラはちょろっと甘い。
空豆はホクホク。あられがいい感じ。

お造りは平目。2日おいたそうで、厚めに切られてでてきた。
上にカツオの塩辛がトッピング。
どういう意図で載せたのかは聞きそびれてしまった。

続けて、鱒の湯葉巻揚げ。
かるーくスモークした鱒を湯葉で巻き、ちょっぴり粉をふってから揚げた後、グリルで加熱。
なかなかおもしろい。
天麩羅は蒸し料理、とはよく言われるけど、それを表してる一品。
ちなみに嫁曰く「フィッシュアンドチップスを和風で気合いれて作るとこうなりました、みたいな」

ここでコース外の変わり種。まずは食べてみて下さい、と出された謎のもの。。。なんだろう?ナマリ(鰹を加熱したやつ)かと思ったけど、ハズレ。
しばらく悩むも、ギブアップ。
答えは、

鮟肝

でした。へー。鮟肝を裏ごしして、詰めで炊いたものとのこと。分からんわー。

コースに戻り、定番のサラダ。これを食べると傳に来たと実感する。
煮碗は富士山で採ってきたという山菜スペシャル。こごみが美味い!

サービスでタラの芽の天婦羅をいただく。
備前焼きの器もすばらしい。
というか、タラの芽でかっ!

しめは長谷川料理長曰く、「スーパーねこまんま」。
銀だらの炊き込みご飯。
めちゃめちゃにうまい。おかわりもぺろり。

デザートにはケーキを用意していただいてしまった。
今日が5周年だということは店に着いてからお話したのに、さすが用意が素早い。。。ありがとうございます。

おかげさまで、大満足の5周年記念。
おいしい料理もさることながら、いろいろなお気遣いがありがたい。
いい店だぁ。。。

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2012/01/01 (日)

2012-01-01:新年初ごはん

年末に買っておいたハナダイの鱗をとり、塩を振ってグリルで20分。
おせちはめんつゆと醤油仕立て。餅は切り餅を焼かずに煮る(主義ではなくて、単に焼くのがめんどくさい)。笹カマと伊達巻、別鍋でいったん茹でたほうれん草と買っておいた紅白はんぺん。器によそったところで最後に三つ葉と柚子を飾る。
そして、おせちのお重は傳謹製。うまいー。そしてボリュームたっぷり。
お酒は赤の英君。3年古酒になりました。

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