2013/02/02 (土)

2013-02-02:この生命だれのもの

自由劇場で「この生命だれのもの」を鑑賞。
ストレートプレイ。

いやー、いい。これはいい。こういう芝居大好きだ!

主役は味方さん。事故で脊髄をやられ、首から下がダメになった患者。つまり首から上でしか芝居しない
そして主役とは異なる方針を持ち、ぶつかる敵(?)役の主治医は志村さんで、もうこのふたりのやりとり聴いてるだけで自分は満足ゲージがぐぐっと。

ハナシとしては、えっらい難しい芝居と思う。
こういう芝居をもっと観たいと思うけど、「劇団四季で実力者集めて、さらに客演も集めてるからこのパフォーマンスなのよ by 嫁」ということで、まあでもだからこそ得難いココロの震えがあるのだな。
観劇しながら幾度となく目から汗が出て頬を伝わっていきました。

終幕後にロビーをうろうろしてたら、見るからに医療関係な方もちらほら。テーマ的に関心高いんでしょう(安楽死のハナシです)。
で、そんなことを嫁に言ったら、

嫁「あそこには見るからに代表がいるけどね」

あ、ほんとだ。
代表来てました。^^;

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2012/12/08 (土)

2012-12-08:JCS ジャポネスク版

自由劇場でジーザス・クライスト・スーパースター。ジャボネスク版。
ジーザスは神永さん。今回のエルサレム版からの公演シリーズで、アクシデントあっての抜擢らしい。たしかになかなか光るところありそう。
ユダの芝さんやピラトの村さんは安心して観てられる。
そしてヘロデ王は下村さん。すげえすげえすげえ。一曲歌うだけでひとりで持ってっちゃうおいしくかつ難しい役だけど、いやもう、堪能しましたよ。

マリアの野村さん、コメントありません。

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2012/11/18 (日)

2012-11-18:West Side Story

劇団四季によるウェストサイドストーリーを秋劇場にて、2階席第一列より。
2階もほとんど満席という人入り。いいね。
写真は観劇後の退場していく人の流れ(ちょうど対面のライオンキングの幕とも時間かぶった)。

ストーリーはご存じロミオとジュリエットのニューヨーク版。
配役はというと、、、加藤敬二さんがベルナルド!
プエルトリコ移民の少年ギャング、シャーク団のリーダー役ですよ。若いなぁ。
ヒロイン役マリアの笠松さんの歌声は好きだ。
お相手のトニーの阿久津さん、舞台から遠い2階席からだったため、眼の悪い私には玄葉外務大臣に見えてしょうがないという困った事態に。。。
警部役の田代さんやドックの石波さんは、もう、言うことないです。渋い脇役ニヤニヤ。

音楽は生オケ。
「契約でライブじゃないとだめ、とかあるのかなぁ」とは嫁の弁。
人数もかけてるし、いいね。

充分に堪能した芝居でした。
が、もっかい観に行きたいかというと、微妙かな。
長くて疲れるんですよ。。。(^^;

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2012/10/14 (日)

2012-10-14:青い鳥

四季劇場秋でやっている青い鳥を嫁に連れられて観に行く。
このお芝居、青山劇場のこけら落し公演だったそう。へぇ。
童話的作品ということか、日曜のマチネだし、子供連れのお客さんが多かった。わりとお父さんと娘さんという組み合わせ多し。

芝居としては、実力者が脇を固める配役で、なかなかにいい。実力ある脇役スキーな自分としては満足。
。。。なのだが、そんな中でもこの芝居、老婆・魔女・夜の女王役の下村尊則さんがひとりですべてを持って行ってる
本人もブログで

いやあ、女性が演じるのが当たり前の役を演ったのは、この『青い鳥』(当時のタイトルは『ドリーミング』)が初めてでした。
というか流石に他の演目ではやってませんよ

下村尊則の徒然絵巻 http://ameblo.jp/shimo-no-goten/entry-11370074858.html

と書いてますけど、女性の役を下村さんがやっているのね。そしてすごくはまってる。。。それだけでおなかいっぱいで他のことを忘れてしまう(ぉ
まぁ、ストーリーはストーリーだし、曲もそこまでココロにズシンと残るものでなく、一回観ればそれでよかったかな、という感想。

つか、あまりに下村さんがすべてを持っていったので、スルースをもっかい観たくなった。
志村さんと下村さんの掛け合い、よかったなー。

ちなみに、青い鳥の原作者のメーテルリンクって『ペレアスとメリザンド』の作者でもあったのね。
知らなかった。

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2012/05/10 (木)

2012-05-10:間奏曲

能楽師の武田さんから行きませんか?と誘われ、予定をあわせたらちょうど千秋楽の今日になった。
嫁は当然のように自分のチケットを持っていたので、3人で自由劇場前で待ち合わせる。
席は武田さんと自分が中央後列、嫁は上手前方席。

間奏曲は基本的にはストレートな芝居(歌もあるけど)。
志村さんがさすがのいけすかない役をやっていて、イイ!
佐野さんはすごく贅沢な使われ方。
そして、ストーリーテラーな味方さんの役回り、いいなぁ。
とても自分好みの芝居でした。満足。

観劇後は3人でごはん。おいしく食べれて呑める、ということでモンドバーへ。
カウンターの奥に陣取り、劇団四季・宝塚・シャンソン等々の話題で大盛り上がり。
食事ものはミニピザやミニ肉まん、カルボナーラなどなど。

楽しい夜を過ごせた。武田さんありがとうございました。
ゆうべに続けて、ゼイタクだわー。

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2012/03/25 (日)

2012-03-25:ライオンキング

ライオンキングの札幌公演へ。
明後日27日で一周年だそうで、おめでとうございます。

作中の中盤でのティモンとプンバァのかけあい部分、地方公演では「その地方の方言でやりとりする」というのがあるんだけど、北海道人でない自分にはわからぬコトバ多数。なまら、とか、ザンギ、くらいは分かったけど。
公演後のカーテンコールは1周年記念スペシャルカーテンコールで、スカー役が挨拶を述べるシーンもあった。スカーの人が座長なのかな。

写真は劇場内のお手洗いのサイン。車いすの人も含めて踊ってる。。。^^;

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2012/02/19 (日)

2012-02-19:壁抜け男(バックステージツアー付)

壁抜け男@四季劇場秋。嫁は2回目、自分ははじめての観劇。
公演前の夫婦の会話。

わ「これって ぬりかべ でてくる?」
嫁「シークレットキャラでいるから、目を凝らして観てるといいよ」

そんな小ネタはさておき、昼公演で13時に幕が開く。
作品は休憩ありの2幕もの。役者は11人。一部のアクターは複数役。アンサンブルなし。
ストーリーはわりと単純で、むずかしいことを考えさせるものではなし(内容にちょっとオトナネタもあるので、お子様に見せるのはむずかしいかも)。
ただ、このミュージカル、

歌の難易度が高い。

聴くのがじゃなくて、歌うのが、ね。ほとんど歌でストーリーが進むなか、難易度の高い歌がいくつもある。
後から嫁に聞いた話、稽古の最初の一ヶ月は歌合せだけで過ぎてしまうらしい。それなりの実力をもった劇団じゃないと厳しいミュージカル。
そんな中、役者さんはどの役もうまさをみせていたけど、中でも医師・警官・囚人等の役の寺田さん、それから八百屋兼娼婦役の丹さんがすごかった。いいパフォーマンスが観れてしあわせ。

本番の幕のあとは、しばらく時間おいてからバックステージツアーイベント。
ほとんどの観客が残ってたみたいで、すごい人だった。
イベントでは役者さんは出てこず、舞台監督さんがナビゲーターとして登場。セットのだいたいの説明や、バックステージをまわる際の注意点を言ってくれる。説明のあとは順次観客が「客席→ステージ上手→上手袖→バックヤード→下手袖→ステージ下手→客席」というコースでまわる。
のだけど、一度にまわれる人数がかぎられているので、待っている間、舞台監督さんがいろいろな質問に答えるコーナー。
今回の公演では2幕のヒロインのダンスシーンで有感地震があった(茨城北部で震度4)。ので自分が一番手で「今日の地震どうよ?」と質問してみたら、「今回のセットは崩れる危険性が低いこと、客席の状況も落ち着いていたことから、公演続行を判断した」と答えていただけた。「舞台監督は演技者・スタッフ全員が最高のパフォーマンスを発揮できるようにするのが仕事」とおっしゃっていたが、今回のイレギュラーな地震も含め、その考え方が判断の際の基準なのだろう。観客も舞台装置である。

バックステージツアーはステージ上から客席がどう見えるかが分かるのと、上手下手の両袖にある小道具類の確認ができるのが嬉しい。
劇中で画家の描く絵は時とともに下描きから完成に移っていくのだけど、各段階の絵が袖中で見せてもらえた。

壁抜け男、いい感じに大規模ではない質の高いお芝居で、気に入りました。より小さい箱で楽しみたい作品。
正直、いま自由劇場でやってるエヴィータを秋でやってもらって、壁抜け男を自由劇場でやるべきと思うかな。

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2012/02/04 (土)

2012-02-04:エヴィータ

自由劇場でのエヴィータを観劇。2階席の中央ブロック2列目から。
舞台のエヴィータ観るのは初めて(マドンナとバンデラスの映画は観たことがあった)。
エヴィータ秋夢子さん、チェ芝さん、ペロン佐野さん。みなさんしっかり歌えていて、楽しめた。
カネカネカネは盛り上がるなー。

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2012/01/01 (日)

2012-01-01:Song and Dance “the Spirit”

新年初ライブもの、劇団四季のソング&ダンス “the Spirit” を四季劇場秋で。
あまり評判よくないという話は聞いていたけど、たしかに構成バランス悪いなー。
第二幕はけっこう眠くなった。
とはいえ、第一幕のアイーダのアムネリス王女のおしゃれの歌とか盛り上がるところも多く、ちゃんと楽しんでこれはしてる。

カーテンコール後は新年一発目ということで書き初めイベントがあった。観客のうち、選ばれた人が役者に連れられて壇上に上がり、辰の字を書かされて会場みんなに晒されるというプレイ。^^;
写真はお年賀で配られていたポチ袋と、その中のカード。

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2011/11/05 (土)

2011-11-05:コーラスライン

自由劇場へコーラスラインを観劇に。
タイトル曲を知ってるくらいでストーリーは全然知らずでしたが、なるほど面白いお話ね。
演出家役は加藤さん。それ、まんまの役職じゃないデスカ。。。^^;

自由劇場向きのお芝居で満足。
けど、微妙な年頃の娘さんを連れたご家族がちらほらいらして、あれってどうなんだろうと余計な心配をしたり。

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2009/10/10 (土)

2009-10-10:アイーダ

というわけで、アイーダを観てきた。
劇団四季のアイーダは、もとはディズニー。
まだ公演がはじまって間もないし、主演のアイーダが濱田めぐみというのもあって、客席はびっしり。
濱田めぐみは流石の実力。うまかった。方向性が演歌歌手なので、色気系役割より困難に拳で立ち上がるというか、コブシを効かせる役がいいね。
しかし、濱田さん以上に印象に残ったのがアムネリスの五東由衣。
アムネリスはストーリー的にも重要かつおいしい役。第1幕の若さあふれるシーンは五島さんにはちょっとしんどいが(失礼)、クライマックスに向けてのファラオの娘としての強さは素晴らしかった。

大満足。
カーテンコールも長めだったかな?
自分が今年観た劇団四季の公演ではのべ11作目なんだけど、中でも上位に入れていい出来でした。

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