2012/04/15 (日)

2012-04-15:なでしこ #01 エルフェン狭山vs浦和レッズレディース

なでしこリーグの開幕戦、アウェイでの狭山戦を観に NACK5 スタジアムへ。
今日はバックスタンドでのんびり観ようと思っていたが、現地着いて試合前に知ってる顔に挨拶に、とゴール裏をうろついていたら妹夫妻(神戸在住)を発見。結局いつものようにゴール裏からの観戦になった。
ちなみに妹夫妻は昨日の神戸戦には来れず、今日のなでしこのためだけに神戸から埼玉に来たそうで、熱心さにアタマが下がる。

試合は序盤は狭山の頑張りもあって拮抗していたが、次第に地力の差が見えてきて、前半はセットプレーで左から庭田がFKを決めて 0-1 で折り返し。後半はすっかり浦和のペースになり、早々に荒川がヘッドで決め、吉良が2点取り、最後は途中交代で入った後藤のシュートがポストで跳ね返ったところを安田が詰め、最終的には 0-5 での勝利。
おめでとー。

10番の吉良千夏は実力あるのがよくわかるプレーっぷりだった。8分間でハットトリックという FIFA 最速記録を保持してるのはダテじゃないね。
荒川の復活ゴールもめでたい。
妹の旦那が相変わらずの後藤の決められないっぷりに悶えてて面白かった。試合後選手たちがゴール裏に挨拶に来たときに「次は決めろよ後藤!」と。

今日の NACK5 の観客数は2057人。他会場もINAC神戸vs高槻の6776人をはじめ、もっとも少なかった会場でも1421人と5会場でしっかりとお客さんが足を運んでいる。
そりゃ男子のJリーグとは動員数の桁が違うけど、去年の開幕は(震災の影響もあるにせよ)数百人程度だったわけで、上向いているのは確実なところ。これを一時のブームにせずに、しっかりと根付かせ、なでしこリーグをトップとした裾野の広い女子サッカー文化が国内で定着するといいな。

代表の活躍に牽引されて露出が増えたなでしこ。その代表の躍進を支えているのは、男子と同じく、リーグであり、そのリーグに加盟しているクラブであり、そのクラブを応援している多くの方々。
なでしこリーグは全席自由1000円で観れます。多くの方に足を運んでいただけたらと思います。
やっぱりスポーツは生で観てこそ、ですよ。

個人的な女子サッカーの見どころとしては、

ファウルが少なく、プレーの連続が長い

ところかな。
男子だとコンタクトきびしいのもあって、ファウルでプレーがとまることしょっちゅうですからねぇ(ジャッジがピーピー吹きすぎだよ、というのあるけど)。

試合後、ゴール裏通路を浦和の橋本社長が歩いたので、「社長、お疲れ。昨日今日といい週末だねー」と声をかける。社長、風貌がホントただのおっさんなんだよな。スタジアム引き上げ際に喫煙所見たら、ふつーにほかのサポと一緒にタバコ吸ってるし。
あと柏木陽介が試合観に来てました。ほかに二人、若いのと一緒にピッチサイドで観てたけど、その二人はだれだったか分からず(片方は小島秀仁?)。
トップチームだけじゃなく、レディースもユーズもいろんなものがあって「浦和というクラブ」だ、というのが、好き。

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