2011/11/04 (金)

2011-11-04:Emacs23 のフリーズと Xming の clipboard 処理

これはマシンを変える前からなんだけど、Emacs23 で作業をしていると、突然固まってしまって、top を見ると該当の emacs プロセスが CPU 消費してて、仕方なく kill -9 して、ということがよく出るようになっていた。
環境は Windows 上で Xming を動かし、同一ホスト上の VMware Server の GuestOS として起動している VineLinux5 内の Emacs23 を X で飛ばしてきている、というもの。
いままで Emacs 側の問題だと思っていたんだけど、固まるときというのが

  • 選択範囲を Ctrl-w しようとするとき
  • Ctrl-Space のあとでカーソルの上下移動で選択範囲を指定しようとしているとき

ばかりなので、実は

Xming で Windows の clipboard にデータをあげるところなんじゃないの?

と今更気づいた。
で、ググるとやはり先人が。。。^^;

[Linux] Xmingを使ってみた (Cygwinでクリップボードのレスポンスが異様に重くなる件-解決編)
http://d.hatena.ne.jp/grandVin/20091207/1260166928

これまでフリーで使える版の Xming(バージョンとしては古い)を使ってきたけど、長年お世話になってきたし、ということで donation して最新版をゲットしてきて入れなおす。
数時間使ってみて、いまのところ問題は出てきていないよう。
これで解決なのかな。

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2010/05/31 (月)

2010-05-31:emacs23+wanderlustで丸数字つきメールを表示

どうもメール本文中に丸数字を使う御仁が私のまわりに多い。
いままでめんどくさがって、ほっかってたんだけど、やっぱり不便度が上昇してきたので、.emacs.el に設定追加。

(coding-system-put 'iso-2022-jp :decode-translation-table
                   '(cp51932-decode japanese-ucs-cp932-to-jis-map))

未定義領域の文字を UCS のものから引っ張ってくる、という機能。
丸数字つかいながら iso-2022-jp のメールだなどとほざくんじゃねぇ、というところですが、世にそういうメーラーがはびこっている以上しょうがないのよね。。。

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2009/09/11 (金)

2009-09-11:Emacs23 font setting

Emacs23 でのフォント設定でいろいろ格闘した。せっかくなのでメモ。
前提としての私の環境を書くと、Vine 5 を WindowsXP 上の VMwareServer 内で動かし、Windows 上で Xming を起動して、Vine の中の Emacs23 を X 飛ばしで利用している。xfs は Vine の中のを参照する設定。

最初は Vine のデフォルト設定で VL Gothic を使っていたのだが、なぜかこのフォントは半角英数が等幅フォントにならない不具合があった。

画面キャプチャは wanderlust のメールのスレッド一覧画面。縦棒がずれてしまっていることがお分かりいただけると思う。
しばらくは我慢して使っていたのだけど、やっぱり桁が揃ってない画面はいらいらするので、フォント設定の格闘を始めた次第。

ネットでフォントを探して以下のものを用意し、いくつか組み合わせて試してみた。

  • Inconsolata
  • M+ と IPA フォントの混在
  • DejaVu Sans Mono

Vine の場合、/usr/share/fonts/ 以下に otf や ttf や ttc といったファイルを置いて、

xset fp rehash

とすることで、フォントが使えるようになる。カンタンらくちん。

フォントを組み合わせて表示を試すものの、いいものが見つかるまでは時間がかかった。
そもそも等幅にならないものもあれば、等幅になっても半角英数と全角(?)日本語との横幅比が1:2になってなかったり、無理やり1:2にさせようとするとバランスがいまいちすぎたり、、、と。
結局、1時間以上の格闘の結果、「DejaVu Sans Mono + MS Gothic」が今日のところの妥協点になった。
以下、スクリーンショット。

.emacs.el は以下のような設定に。

(setq vine-default-faces nil)

(set-frame-font "DejaVu Sans Mono 9")
(set-fontset-font (frame-parameter nil 'font)
		  'japanese-jisx0208
		  (font-spec :family "MS Gothic" :size 14))

半角英数の DejaVu を9ポイント、日本語フォントを14ポイント指定でちょうど折り合いがついた。

ちなみに、Vine ではユーザーが .emacs-hoge を用意しなくても最低限の環境になるように、vine-default というのが用意されている。
実はこいつ、ユーザーの .emacs-hoge の後に評価されるのだ。
知らないと、起動時に自分の設定がなぜか効かないという現象にしか見えない。残念だが、おせっかいが迷惑になっているパターン。
そこで、上では vine-default-faces を nil にして、face 関係のデフォルト設定を抑制している。

参考:http://trac.vinelinux.org/wiki/Emacs

あと、どうも C-x 5 2 でウィンドウを増やしたときに、フォント設定が受け継がれないのか、でかいフォントが出てしまうようだ。
これは .Xresources に

Emacs*font: DejaVu Sans Mono-9

と書くことでうまくいった。

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